◇微分の計算◇次の共通の性質と右の基本公式を用いて,様々な関数の導関数(微分)を求めることができる.
線形性
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次の公式はよく使われる基本公式である.
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例 次の関数の導関数を求めよ. (1) f(x)=sin 4x+cos 5x → f ’(x)=4 cos 4x−5sin 5x (2) f(x)=log(x2+1) → f ’(x)= (3) y=ecos x → y’=−sin x ecos x |
例
次の関数について,[ ]内に指定されたものを求めよ.
=cos(x−y)z=sin(x−y) [ ,,全微分 dz ] =−cos(x−y) dz=cos(x−y)dx−cos(x−y)dy |
(※半角数字=1バイト文字で答えよ) 問題1 次の関数の導関数を求めよ. |
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y’= (sin2x)’ cos3x+sin2x (cos3x)’ =2cos2x cos3x+sin2x(−3sin3x) |
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問題2 次の関数について,[ ]内に指定されたものを求めよ. |
=(x2+y2)x (x4+y)+(x2+y2) (x4+y)x =2x(x4+y)+(x2+y2)4x3=2x5+2xy+4x5+4x3y2 =6x5+4x3y2+2xy =2x(3x4+2x2y2+y) |
=(ex)x (x+y2)+ex(x+y2)x=ex(x+y2)+ex =ex(1+x+y2) ( )=ex(2y) |
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f(2 ,−1)=3 =2x+2y → (2 ,−1)=2 =2x+6y → (2 ,−1)=−2 z=2(x−2)−2(y+1)+3=2x−2y−3 |
z(0 , )=0 =2cos(2x−3y)=−2 → z=−2(x−0)+0 |
=2e2x+3y =3e2x+3y dz=2e2x+3ydx+3e2x+3ydy |