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法学部・法学研究科

法学部公開科目

政治行動論

政治的な営みは、それは政治的なアクターの「行動」の結果であるということができるでしょう。その時の総理大臣が、ある政策の実現を目指して、具体案の作成を関係省庁に指示をするから、その原案が準備される。そして、それに賛成する政治家と、また反対する政治家との駆け引きのなかで、具体的な政策が形成されるわけです。そして、その政策過程のさまざまな局面で、個々のアクターの「行動(行為)」があります。

もちろん、ここでのアクターは、政治家だけにはかぎりません。一般市民や有権者はもちろんのこと、市民団体の活動家なども含みます。また、個人ではなく、集団もアクターと成りえます。政党・派閥・市民団体・利益集団も立派なアクターです。そして、国家も、また、国際政治の舞台では1つのアクターです。

これらの「政治的」なアクターが、なぜ、どのような理由で、どのようなメカニズムで、一定の「行動」を取ったかを説明しようとするのが、政治学の1つの役割です。そして、その際に有用だと思われる理論や分析アプローチを紹介するのがこの科目の目的です。

政治行動を説明する理論は多くありますが、そのうち、ゲーム理論と中心とした合理選択論的アプローチと、認知心理学を参考にした社会心理学のアプローチをこの講義では紹介します。