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日本語・日本文化教育センター

日本語・日本文化教育センター公開科目

歴史の歴史-51

歴史の見方、考え方は社会や時代によって変化してきています。これが正しい歴史の見方だというのはありません。ある意味で歴史はそれを語り、書き表し、教えてきた人々が社会と向かい合い自らを理由づけてきた知的活動の産物だと言えましょう。その意味では客観的な歴史は存在しません。でも私たち人類は昔から今日に至るまで重要と思われる出来事を記録に残し、何故起きたのか、どのような意味があったのかを探ってきました。それが「歴史の父」ヘロドトスの言うhistorizein(探求する)ということなのです。もちろん、ランケに始まる近代歴史学は客観的な歴史学を確立するために史料批判という研究法を提唱してきました。しかし今日歴史は国家の歴史に限られず、人々の感性や個人の内面にまでその対象を広げてきています。もはや政治史だけが歴史ではないのです。

この授業では中国の司馬遷やギリシアのヘロドトスから近代のランケやニーブールを経て現代のアリエスやコルバンなどの歴史の見方・考え方の変化を歴史家と歴史家を取り巻く社会の変化を関係させながら話を進めていきたいと考えています。

担当者中井 義明
シラバス2009年度 春学期
参考資料第1回 [PDF 79KB]
第2回 [PDF 142KB]
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